ソニー製nasneを長らく使用しています。
主に娘(7歳)の見る番組を録画しています。娘は同じ番組を繰り返し見ることを好むので、見終わった番組を消すということがなかなかできず、内蔵のハードディスク(1TB)がすぐに一杯になってしまいます。
時折娘と交渉しては、視聴頻度の少ない番組を消すなどしてだましだまし使用を続けてきましたが、時々刻々と新たに録画された番組は増えていきます。
そして、いよいよ彼女にとっての傑作、即ち、消すことが許されない番組のみで内蔵のハードディスクが一杯に。
そこで、外付けのハードディスクによる容量増設を検討しました。
むぎ@二児の父です。本記事では、私の失敗を共有します。
4TBのハードディスクを購入 → 接続不可
nasneには、ソニー製とバッファロー製があります。ソニー(SIE)からバッファローへのnasne事業の移管がありましたが、現時点では双方が流通しています。ソニー製は既に製造停止していますが、Amazonなどで今なお入手できます。
なお、本記事の事例は、バッファロー製には当てはまりません。ご留意ください。
外付けのハードディスクとして、バッファロー製・HD-AD4U3を購入しました。価格は手頃ながら、圧巻の4TBです。
しかしながら、本製品は、ソニー製nasneと接続することはできませんでした。
本製品が悪いのではありません。私が悪いのです。
何故、接続できないのか
物理的には接続できます。認識させることができないのです。
色々と調査しましたが、ソニー製nasneは、2TBを超えるハードディスクを認識することができない、と考えて良さそうです。
ハードディスクをソニー製nasneに認識可能とするために、以下の形式にフォーマットする必要があります。
- フォーマット形式:FAT32
- パーティション形式:MBR
FAT32のパーティション形式には、MBRとGPTと2種類があるようですが、MBRでなければダメなようです。
そして、2TBを超えるハードディスクは、MBRでのフォーマットができないようです。
2TBを超えるハードディスクであっても、2TBまでしか使用できなくはなるがフォーマット自体は可能、といった記事などもありましたが、少なくとも私の環境ではできませんでした。
結論
何かを購入する際には、良く調べましょう。事前にググっていれば、失敗を回避できたように思います。