【仮想通貨】国内取引所の取扱通貨ラインナップを比較 ~「販売所」編 ~

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仮想通貨投資を始めるにあたって、数多ある取引所の中からどれを選んで口座開設をすれば良いのか迷われる方が多いと思います。評価のポイントは数あれども、まずは何より取扱通貨のラインナップを確認することは必要だと思います。というのも、取引所間でかなり異なっているためです。いずれにせよ1社のみでは欲しいであろう通貨を網羅することはできないでしょうから複数口座開設することが基本線にはなってくるものと思います。

ところで、殆どの仮想通貨取引所においては、「販売所」と「取引所」という売買方法の異なる2種類のサービスが提供されています。

  • 「販売所」
    • 仮想通貨取引所から直接通貨を売買する。簡単に取引ができるが、通常「取引所」の実勢価格よりも購入時は割高、売却時は割安での取引となる。
  • 「取引所」
    • 利用者間で通貨を売買する。いわゆる板取引。証券会社における個別株と同じ売買形態。

ややこしいのは、同じ仮想通貨取引所においても、「販売所」と「取引所」とで扱っている通貨が異なっていることです。従って、真面目に検討するのであれば、「販売所」での取扱通貨の各社比較と、「取引所」での取扱通貨の各社比較が必要になります。

本記事では、「販売所」での取扱通貨を各社比較の上、考察します。なお、本ブログは、基本的には「取引所」の利用を推奨します。上記した通り、「販売所」は、購入時割高・売却時割安での取引となるためです。

しかしながら、現状「販売所」のみでしか入手できない通貨も存在するため(少なくとも国内においては)、「販売所」の利用は、そのような通貨の売買に限れば良いと考えています。

むぎ

ビットバンクの「取引所」での売買をメインに運用している、むぎが説明します。

目次

比較対象の国内取引所

比較対象が多過ぎても煩雑なデータとなるため、異論はあれども以下の5社に絞りました。比較対象から外したものは、例えば「取引所」のサービスを提供していない、取扱通貨の数が極端に少ないなどを理由として外しています。今後は分かりませんが、現段階ではこれら5社について口座開設を検討すれば良いと考えています。

  • コインチェック
  • ビットフライヤー
  • ビットバンク
  • GMOコイン
  • SBI VCトレード

比較データ

2023年4月時点でのデータとなります。

コインチェックビットフライヤービットバンクGMOSBI
BTC
ETH
XRP
DOT
LTC
BCH
XLM
MONA×
BAT×
LINK×
ENJ××
MATIC××
DOGE××
XEM××
QTUM××
OMG××
XTZ××
XYM××
MKR××
ADA××
SAND×××
SOL×××
ETC×××
LSK×××
FLR×××
ASTR×××
AVAX×××
IOST××××
SHIB××××
ZPG××××
PLT××××
BOBA××××
AXS××××
GALA××××
CHZ××××
APE××××
OAS××××
ATOM××××
DAI××××
FCR××××
〇:取扱あり ×:取扱なし

考察

超メジャーであるBTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)はもちろん、準メジャーであろうXRP(リップル)、DOT(ポルカドット)などは5社どれでも売買が可能です。従って、正直どれを選んでも大外れということはないと思います。

しかしながら、徐々に様々な通貨にも興味を持つであろうことも鑑みて、独断と偏見でもう少し考察してみます。

私の第1の推しコイン、ENJ(エンジンコイン)は、コインチェック、ビットバンク、及びGMOコインのみで取り扱いがあります。ENJ(エンジンコイン)の発行元であるEnjin(エンジン)は、マイクロソフトやスクウェアエニックスなど数多の大企業と提携の実績があり、将来性に期待しています。

私の第2の推しコイン、MATIC(ポリゴン/マティック)は、ビットフライヤー、ビットバンク、及びSBI VCトレードのみで取り扱いがあります。NFTマーケットプレイス上で、ETH(イーサリアム)に加えてMATIC(ポリゴン/マティック)の利用も増えてきていますから、NFTの売買に興味があるのであれば是非押さえておきたい通貨です。また、ディズニーやスターバックスなど大企業との提携にも積極的であり、ENJ(エンジンコイン)同様、将来性に期待しています。

このほか、SAND(サンドボックス)は、コインチェック及びビットバンク、SOL(ソラナ)は、GMOコイン及びSBI VCトレードで取り扱っています。前者は、メタバースに興味があるのであれば。後者は、STEPN(ステップン)などのNFTゲームで利用されています。

SHIB(シバイヌ)の取り扱いは、ビットフライヤーのみ。DOGE(ドージコイン)は、ビットバンク、GMOコイン、及びSBI VCトレードで取り扱いがあります。これらのコインは、柴犬をモチーフにしたミームコイン(冗談・ジョークの類のコイン)ですが、かなりの時価総額を誇ります。最近では、Twitter社のロゴがDOGE(ドージコイン)の柴犬に一時変更されたことが話題になりました。イーロン・マスクの動向如何で激しく価格変動するという特徴があります。

最後に、OAS(オアシス)です。ゲーム特化のブロックチェーンプロジェクトの基軸通貨で、ビットバンクのみ取り扱いがあります。当該プロジェクトには、スクウェアエニックス、セガなどが参加しています。なお、ビットバンクは、話題性があって、且つ、独自性の強い通貨を他社よりも先んじて取り扱う傾向が顕著であり、実に私好みです。

総括すると、ビットバンク一押しとは、とりあえず言っておきます。

まとめ

ここまで色々と書いてきたものの、検討はそこそこにして、興味があるならとにかく口座開設あるのみです(無料ですし)。始めなければ始まりません。

というのも、初めての口座開設を検討している方にしてみれば、はっきり言って、個々の通貨の話をしても良く分からないと思うわけです(私自身そうでした)。メジャーどころは5社どれでも売買できることは上記した通りですから、まずは仮想通貨の市場に参加して色々と体感してみることが大事だと思います。

雑にまとめてしまいましたが、事実ベースのデータですから参考情報として有用だと思いますので、適宜ご活用頂ければ幸いです。


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