【仮想通貨】税金の計算が大変?ステーキングのデメリットについて解説

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米国のCPI(消費者物価指数)発表直後から仮想通貨全般が爆上がりしています(2023/03/14)。

株に限らず仮想通貨の相場も米国経済の動向に少なからず影響を受けますから、こういった経済指標は注視する必要があります。

さて、本記事においては、ステーキングのデメリットについて解説します。

むぎ

仮想通貨投資歴・約2年のむぎが解説します。

ステーキングは仮想通貨を保有するだけで報酬が得られる仕組みなわけですが、例えば税金の計算が少々厄介です。

手間などに対して得られる果実は如何ほどのものか考えてみると、仮想通貨投資初心者は利用しない方が無難かもしれません。

以下、ステーキングのデメリットを挙げていきます。

目次

税金の計算が大変

報酬受領時に都度課税されます。

殆どのケースでは日毎に一定数の仮想通貨を報酬として受領することになりますから、

日毎の利益は、対象日における当該仮想通貨の時価×対象日における当該仮想通貨の受領枚数で計算されます。

これら日毎の利益の合計が、ステーキングの対象期間中に得られた総利益であって課税対象です。

時価は当然毎日変動しますから、これら日毎の利益は各々計算する必要があります。

単純ですが、大変です。

保有している対象通貨が一定期間ロックされる

取引所を介してステーキングを利用する場合には、保有している対象通貨が一定期間ロックされることになります。

すなわち、一定期間売却などができなくなります。

価格変動率(ボラティリティ)が大きい仮想通貨においてはリスクです。

アルトコインはおろか、ビットコインやイーサリアムでさえも一日にして数十パーセントの価格変動が頻繁にありますから、利確はともかくとして適切なタイミングで損切りできないことはきついですね。

獲得済の報酬を放棄してステーキングを途中でやめることもできますが、利用停止からロック解除までにタイムラグがあって暴落から免れられない場合が多いように思います。

株以上に流動性は大事です。

そもそも儲からない?

運不運も含めて当然人には依ると思いますが、そもそも儲からない場合が多いように思います。

ステーキングは対象通貨の保有枚数(ロックさせる枚数)に対して少なくとも年利回り数パーセント以上の枚数の対象通貨(報酬)を得られます。

数十パーセント以上もザラです。

株などの配当金と比べて破格、などと考えることは早計です。

この年利回りはあくまでも枚数ベースであって対象通貨の時価は変動します。

仮想通貨一般のドラスティックな時価の変動ぶりを鑑みると、かなりの確率で報酬受領時と比べて利益の多くを失ってしまうかもしれません。

そして、手元に残らなかった利益に対して課税だけはされるということになりかねません。

たまたま良いタイミングで利確できることもあるかもしれませんが、狙ってはまずできないと思います。

結論:初心者にはステーキングの利用はおすすめしない

税金計算の労にも関わらず儲かるケースは稀というお話をしました。

報酬による利益が結果として雀の涙ほどでしかなかったというだけであればまだ良いのですが、保有している対象通貨がロックされることで暴落から免れず損失が発生してしまう可能性があります。

以上より、初心者にはステーキングの利用はおすすめしないというのが本記事の結論となります。

とは言え、実際に体験して知見を深めることも大事ですので、本記事検証の意味でも少額の資金で試してみるのはアリだと思います。

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